2011年11月15日
リレーコラム(1):山本政昭さん
気になるクリエイターさんの七つ道具を紹介してもらいます。
七つ道具と言っても、七つじゃなくてもOK。
クリエイターさんがどんな仕事をしているのか、道具を通して見ていきましょう。
初回は福博印刷株式会社にお勤めの山本政昭さん。
ウェブ関連のお仕事をされています。

■仕事の内容
ウェブ関連のお仕事をしています。
ウェブサイト構築の企画立案、記事作成、デザイン、コーディング、運営…などなど。
phpやcgiのようなプログラム系はSEにお任せして、それ以外のことをやっています。
■七つ道具
使っているパソコンは普通のWindowsXPです。Windows7じゃないのは会社の都合です。特に不自由は感じてないです。IE9が使えないことくらいでしょうか?あとはモニターが狭い(1280×1024)のがちょっと残念なくらい。
1.Firefox
ウェブ屋さんにとってなくてはならないウェブブラウザ。検証用としてIEを使いますが、それ以外の通常業務はすべてFirefoxです。
吊しの状態では他のブラウザと同じですが、アドオンという機能拡張を加えて、ウェブ構築仕様にしています。
2.Web Developer(Firefox アドオン)
必須ツールです。css機能のオン、オフや、各要素を枠で表示したりと、これなしでの構築業務は考えられません。このためにFirefoxを使っていると言ってもいいほどです。
3.MeasureIt(Firefox アドオン)
ブラウザで表示しているエリア内を定規のようにピクセル寸法を測れるというツールです。バナーの大きさ、枠の大きさなどをこれで測ります。
4.電卓
これも必須。××ピクセルの中に○個のオブジェクトを入れる時に、1個あたりのピクセル数は何ピクセルにすればいいんだろう?という計算をします。あとはwidth,margin,paddingの合計数値の計算とか。
MeasureIt!とセットで使います。
5.Screengrab!(Firefox アドオン)
ブラウザが表示している内容を画像としてコピーもしくは書き出してくれるツールです。企画書作成時に、画面のスクリーンショットを簡単に撮ってくれるのでオススメ。
6.Adobe Photoshop
現在CS3を使っています。ウェブサイトのデザインについてはすべてPhotoshopで行っています。たまに素材作成でIllustratorを使いますが。
Photoshopで作ったデザインをパーツ毎に切り出して、ウェブ用の素材として利用します。
7.Oedit
昔から使い慣れているテキストエディタです。他にも多機能なテキストエディタや、シンプルなエディタがありますが、使い慣れているもので。
書いているプログラム言語によって表示を切り替えることができ、それによって要素が色分けされますので、編集がしやすいです。
コーディングは基本的にはすべてこれで行っていますが、お客様の要望によってホームページビルダーなどを使うこともあります。
という感じで、ウェブサイト構築に携わって10数年経つ古いタイプの人間のため、今のウェブサイト構築の手法とは乖離があるのかもしれません。これでも昔はIllustratorでデザインをしていたのをウェブ寄りにするためにPhotoshopに統一化したのですが。Photoshopでデザインすると、ピクセル単位できれいにデザインや画像加工ができるのがいいです。
他にいいやり方があるようにも思いますが、これで困っていないので…。
コーディングについても、かなり昔はテキストエディタで、それからホームページビルダーを使うようになりました。ですが、近年はCMSが登場し、CMSでサイトを構築することが当たり前のようになり、またcssを使ったページデザインが当たり前になったため、ビルダーを使うよりもテキストで入力した方がより思い通りになるということで、今はまたテキストエディタによるコーディングを行っています。
ということで、私の七つ道具でした。
次のリレーコラムは、イラストレーターの西村祐信 さんです。
西村さん、よろしくお願いします!
みなさん、次回もお楽しみに!
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