2011年12月01日

リレーコラム(2):西村祐信さん

前回のリレーコラムは読んでいただきましたか?
第一回目のコラムをまだ読まれていない方は、
是非、こちらをご覧ください!

気になるクリエイターさんの七つ道具を紹介してもらいます。
七つ道具と言っても、七つじゃなくてもOK。
クリエイターさんがどんな仕事をしているのか、道具を通して見ていきましょう!


今回はイラストレータの西村祐信さんです。

ヒロノブの名前で活動されています。
水彩、アクリル、デジタルと、いろんなツールでイラストや似顔絵を描かれているクリエイターさんです。
リレーコラム(2):西村祐信さん

個人でイラストレーターをしています。西村祐信です。
ペンネームはヒロノブで活動しています。よろしくお願いします!


■仕事の内容
毎週土、日、祝日にモラージュ佐賀で出張似顔絵をさせていただいていて、たまに手作り市のようなイベントにも出店しています。
平日は紙媒体のお仕事や、つくっとサガ登録企業のアインバンドさんの登録クリエイターとしてのお仕事などをさせていただいています。
また、ご注文を受けた似顔絵の制作などもしています。


■七つ道具

1.水彩絵の具
リレーコラム(2):西村祐信さん
似顔絵は水彩絵の具で描いています。肌色などよく使う色は大量に消費するので、
安い100円ショップの絵の具を使用しています。時間短縮のため、
よく使う色はフタ付きミニタッパに色を作っておいて、すぐ塗れるようにしています。

フタをしておくと、次週の似顔絵時にすぐに使えて便利です。
その他の色や似顔絵以外の制作には、画材メーカーの絵の具を使っています。
メーカーにこだわりは特にありません。



2.アクリル絵の具
リレーコラム(2):西村祐信さん
オリジナルイラストや、ウェルカムボードなどの制作にはアクリル絵の具を使います。
水で溶いて使いますが、乾くと耐水性となるので、いろいろな塗り方ができるとても使いやすい絵の具です。
私は水彩絵の具で下塗りした後、上からアクリルで仕上げるという描き方が多いです。



3.筆
リレーコラム(2):西村祐信さん
絵の具を塗るには筆が必要ですね。

水彩の場合、ホルベインの竹軸の彩色筆と平筆を主に使います。
理由は比較的値段が安いからです。なぜ竹軸かというのは、なんとなく使いやすいからです。
思ってみれば、他の筆との描き比べをしたことはありませんでした。
他の筆で自分にあったものも見つかるかもしれませんね。試してみたいと思います。

アクリルの場合、写真には無いですがVAN GOGH(ヴァンゴッホ)のビジュアル筆を使います。
アクリルは乾くと固まって溶けないので、ある程度硬い毛のほうがいいのかなと思って使っています。
メーカー名や、使う理由をさも知った風に書いてますが、
よく行く武藤美術材料さんのなかで一番安いのを選んでいるだけです^^;



4.鉛筆
リレーコラム(2):西村祐信さん
絵の下絵や、ラフなど先ずは鉛筆で描きます。
三菱のUNIを使っています。ラフやスケッチはB、2Bを、似顔絵の下描きなど目立たせたくない線はH、鉛筆画似顔絵は4Bなど、用途によって硬さを使い分けています。
カッターで削って、好みの細さに調節します。
メモも手近にある鉛筆かボールペンを使うので、シャーペンはここ数年ほとんど使っていません。



5.色紙
リレーコラム(2):西村祐信さん
似顔絵は基本的に色紙に描いています。京の象(きょうのかたち)というメーカーの奉書色紙を使っています。
色紙の紙質には他にも、コピー用紙のような表面のものや、にじみの多いものなど様々ありますが、色々試して、奉書色紙が値段も手頃で描き安いです。何より徳用二枚組があるのがうれしいですね~
木村文機さんで毎月100枚注文してるので、不振の時はだんだんストックがたまっていきます…



6.iPod touch
リレーコラム(2):西村祐信さん
iPhoneや他のスマホがあればいいと思うのですが、現状持っていないのでiPod touchが活躍してくれています。
狭い似顔絵出店スペースでは、資料写真を見ながら描くというのにとても便利です。
いろいろなアプリは仕事にも使えて便利ですね。



7.Adobe Illustrator
リレーコラム(2):西村祐信さん
印刷物や自分用のPOP、チラシ等、ほとんどのデジタル制作物はIllustratorを使っています。
前回の山本さんとは違って、web用の画像素材もIllustratorを使うことが多いです。劣化せずに拡大縮小できるからと思ってましたが、今使ってるCS5はスマートオブジェクトを使えばPhotoshopでも劣化せずに拡大縮小できますね!書いている今気づきました…昔の感覚のまま使っているということですね~



鉛筆、筆、絵の具など、絵を描く過程においては昔からあるアナログなツールで制作をしており、それが自分に合っていると思っています。デジタル絵を描くにしても、先ずは紙と鉛筆でラフを描いてからスキャンします。
ただ、あこがれの大きいペンタブレットを買った時点で、「デジタル最高ヽ( ´¬`)ノ」と考えが変わる可能性も大いにあります^^;
今後も、道具に縛られずその時々で最適なものを使っていければと思います。そのためには、様々なツールを使いこなせるよう、日々の努力が欠かせないですね。

今回コラムを書きながら、自分の道具について改めて見直すことが出来ました。
情報を調べたり、新たな気づきなどもあったのでとてもよかったと思います。
他の人の7つ道具を是非拝見したいです!よろしくお願いします!



西村さんありがとうございました!

普段知ることがない、他のクリエイターさんの道具。
次回は、西村祐信さんからのご指名で、映像クリエイターの保利一誠さん
にバトンが回りました!


次はどんな道具が紹介されるのでしょうか。楽しみですね。
みなさん、次回もお楽しみに♪
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みんなでつくろう!つなげよう!ひろげよう!そして佐賀から世界へ
つくっとサガ http://www.crtv-saga.jp

「デジタルコンテンツ産業育成推進事業」受託事業者
事務局 佐賀県ソフトウェア協同組合
(事業代表幹事 有限会社プライム)
担当:久世
〒849-0918 佐賀県佐賀市兵庫南1丁目20-10-3F
 TEL 0952-20-1235
 FAX 0952-27-0975
 E-mail navi@prime18.co.jp


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Posted by C-revo in Saga  at 10:00 │Comments(0)リレーコラム

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